朝飯前足羽山+福井県原子力安全対策課への手紙(全文掲載)+1500mタイムトライアル

2020年10月21日
■朝飯前足羽山
 次のとおりです。https://yamap.com/activities/8222550
■福井県原子力安全対策課(福井県の県民を原子力災害から守るために日々奮闘している課です!)宛てに手紙を書きました。その全文です。
2020年10月20日
福井県安全環境部
原子力安全対策課長殿

 福井市に居住する「煩悩魔人」(実際の文章ではもちろん実名ですよ)と申します。原子力発電施設全般、とりわけ40年を超えて運転されようとしている原子力発電所の安全性について不安を抱く県民の一人としてお手紙を差し上げます。不安の理由を以下に述べます。

1. 原子炉圧力容器の監視試験片の原データについて国がノーチェックであること
 名古屋地方裁判所で審理が行われている高浜1、2号機、美浜3号機を対象とした運転期間延長認可取消訴訟(国を被告とする行政訴訟)において、原子力規制委員会は、監視試験片の試験結果の原データを入手することなく、高浜1号機及び2号機、美浜3号機の運転期間の延長を認可したことを認めています。これに関連して、原データを入手する必要がない理由のひとつとして、原子力規制委員会は「原子力規制委員会は,供用後において,保安規定認可により,事業者における品質保証体制が確立されていることを確認し,その後の保安規定の遵守状況に対する検査等をもって,監視試験が適性に実施され,その試験データが適正に収集されることなどへの信頼性を担保している」(10頁)」(2019年10月9日付け被告第19準備書面)と述べています。簡単に言うと国は関西電力の品質保証体制を信頼しているので、原データをチェックする必要はないということのようです。

2. 基準地震動の策定に関わる生データについて国がノーチェックであること
 同様のことは過去にもありました。大飯3、4号機差止訴訟の名古屋高裁金沢支部での控訴審第7回口頭弁論(2016年2月29日)において、関電の代理人は裁判長の「一審被告は、(基準地震動の策定に関する)生データについては審理促進の観点から前向きに対応お願いします。」という呼びかけに対して、「私どもとしても審理の促進には協力致します。ただ、我々の補充的立証として規制委員会に出した証拠については、規制委員会は生データを見ずに許可を出したというのではなく、我々の技術的能力も見た上で判断なさったのです。」と答えています。先の監視試験片についての考え方と同様の論理です。

3. 関西電力が原発サイトの地下構造の縮尺を変えて比較したこと
 大津地裁で行なわれている大飯・高浜・美浜原発運転差止滋賀訴訟でのことです。住民側は各原発敷地の地下構造を問題としており、その重要性の根拠として、2007年の新潟県の中越沖地震で東京電力の柏崎刈羽発電所の解放基盤表面(基準地震動を策定するために、表層や構造物が無いものとして、仮想的に設定する面)で基準地震動450ガルを大幅に超える1699ガルの地震動を記録したことの原因の一つとして、敷地地盤における褶曲(しゅうきょく)構造の存在を指摘しました。
 関西電力は、2019年5月28日付準備書面(44)でこれに反論し、新潟県の柏崎刈羽原発敷地の反射法地震探査の結果は、「非常に大きく畝(うね)っており、顕著な褶曲構造を呈している」が大飯原発敷地の反射法地震探査の結果は、「地震動を顕著に増幅させ得るような畝りではない」と主張し、二つの図を並べました。
 しかし、これにはトリックがあったのです。縦横の縮尺が柏崎刈羽発電所のものは1対1なのに対し、大飯原発敷地の地下構造の縮尺は1対4だったのです。つまり関西電力は、大飯原発敷地の地下褶曲構造の縮尺を横に4倍に伸ばすという操作を行い、あたかも大飯原発の地下構造に顕著なうねりはないように見せかけようとしたのです。

4. 「顕著な褶曲構造」についての安全専門委員会での議論が不十分なのではないか
 データに対する事業者の3.のような不誠実な姿勢にもかかわらず、2009年5月23日の第51回原子力安全専門委員会及び2015年7月22日の第81回原子力安全専門委員会では、顕著な褶曲構造がないかのような議論が散見されます(ご確認ください)。

 以上のことから、次回第96回原子力安全専門委員会において、県民の不安に応えるために以下の事項を議題として加えることの検討をお願い申し上げます。
1. 事業者が3.のようなことを行ったことの確認
2. 1.を踏まえて国が監視試験の原データのチェックを行っていないということが妥当なのかどうか.
3. 1.を踏まえて国が基準地震動の算出基礎となる生データのチェックを行っていないということが妥当なのかどうか.
4. 正しいデータを提出させた上での「顕著な褶曲構造」についての議論

 *3.の事項については、係争中の裁判に関わる部分でもあるので、取り上げるのはいかがなものかという考え方もあるかもしれませんが、裁判の帰趨とは無関係に既に公知の事実となっております。ぜひ、ご検討をお願いします。

■1500mタイムトライアル
7分18秒(1回目)、7分09秒(2回目)
 今日のタイムは少し速めだった。朝飯前登山での頑張りを控えたのが原因かもしれない。それにしても、夜の水シャワー後に測った体重は59.6キロであった。アスリートとしての理想体重として少なくとも57キロくらいまでには落とさなければ。キノコ星人からは「食欲はおさえられないのだからもっと走れば」と言われた。その通りだと思う。

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